スタンフォードに留学中のDr香川近況報告
橋本教授・森田教授のご配慮により、2010年11月から米国カリフォルニア州にあるStanford University, Department of Cardiothoracic Surgery(スタンフォード大学心臓胸部外科)で留学生活を送らさせていただいております。スタンフォード大学のある場所はアメリカの中でも気候や治安がとても良いエリアで、その環境は素晴らしいの一言につきます。その反面、家賃や物価は日本と同等かそれ以上というアメリカらしからぬ一面もあります。また、アメリカにいるからこそ見えてくる日本の素晴らしい点も多々感じています。言葉や文化の違いに戸惑う事もありますが、私のような言葉に不自由な外国人を素直に受け入れてくれるアメリカの懐の大きさには感謝しています。
現在の主たる研究内容は、Division of Pediatric Cardiac Surgery(小児心臓外科教室)のラボにおいて、ヒツジの胎児を用いた胎児開心術における研究や、ブタを用いた開心術中の脳保護に関する研究に取り組んでいます。どちらも私にとって非常に興味深い研究です。また、これらの大動物を用いた実験に必要とされる手技は臨床における手術手技と近く、この意味でも勉強にもなっています。日々の実験以外にも、時間が許す限り出来るだけ教室内での臨床カンファレンスに参加しています。これも心臓外科の臨床という観点では非常に魅力的でとても勉強になっています。特筆すべきは、こちらのラボの雰囲気がとっても良いことであり、加えてラボの構成は多国籍メンバーでなっており、多国籍・異文化の彼らと接する事が日々刺激的です。
この様な機会を与えて下さったことに対しては、橋本教授・森田教授をはじめ、すべての医局員の先生方のおかげであると非常に感謝しております。この場をかりて感謝の意を表したいと思います。そして、この貴重な機会を最大限に活かしたいと思って日々頑張っております。(香川 洋)